金のイルカの戻らない日々

34歳で婚約者に騙され、1000万の詐欺被害にあいました。

戻れるならば

JESSEから財布を落としたと連絡をもらって、すぐにお金を工面してくれ、だとか

助けてくれだとか言われたことはありませんでした。

 

JESSEは、自身の腕時計(ロレックス)を質屋に持っていって現金にして凌いだというのです。

身分証明書は、たまたま船舶免許証を持っていたからそれでうまくいったと。

確かにそのやり方ならばお金をつくることが出来てて、頼る人がいない出張先でも、何とかなるなと思いました。

 

私はほっと一安心し、無事に打開出来て良かったと思いました。

仕事が忙しかったのか、2日ほどLINEの返事は返ってこず、

2日後の10月5日(土)からお金の要求が始まっていきます。

 

2月現在の自分は、本当に時間が戻るなら、この時の私に教えてあげたいと切に願います。

これまでも辛いことは苦しいことは沢山あったけれど、家族や友人がいて、そして安定した会社に勤めていて、入社してから10年間きちんと積み立て貯金もしていて…

なんて幸せな日々だったんだろうと思います。

 

こんな簡単に人生は他人に狂わされてしまうものなのかと。

人生のどん底というのは、こういうことを言うのだと、実感しています。