金のイルカの戻らない日々

34歳で婚約者に騙され、1000万の詐欺被害にあいました。

財布を落とした編 ③

JESSEから振込完了とでたネットバンキングのスクショが送られてきました。

後々分かるのですが、これが手口の一つでした。

お金があると相手に思わせて安心させ、相手からの協力を引き出す。

困っている相手を助けてあげたいと思う、善良な心を悪用するやり方です。

 

私は、このスクショが送られてきて、動揺したと同時に

まず、私はこんな大金を悪用しようとするような人間じゃないよと相手に信用してもらわないといけないと思いましたし

本人にお金がちゃんとあるのだとも思いました。

 

本当に今、困っていて都市銀行を持っている私しか助けてあげられることは出来ないんだと理解してしまったのです。

 

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実際には日曜日だったので、MUFJの口座に反映されませんでした。

私は、105万円という大金を振り込まれてしまったことに動揺し、月曜日に、ちゃんと返さなければとも思いました。

同時に本当に困っているのだと思いました。

なんとか解決策を見つけてあげたい、どうすれば良いのだろうと真剣に考えていました。

 

でも、自らが申し出て、お金を貸してあげようという発想には一切至っていませんでした。